社員研修旅行
5月24日~26日の3日間、北海道へ社員研修旅行を行ってきました。
今年は新人社員も1人入社し、社員同士の親睦を深めることとリフレッシュをかねての旅行でした。
初日はあいにくの雨模様でしたが、白金青い池を観光しました。
白金青い池は、美瑛町にある人造湖で、とても綺麗な青色をたたえる池です。
この池は、十勝岳の火山泥流を防ぐ工事の際に美瑛川に置かれたブロック堰堤に川の水が溜まってできた池で、その青い水が人気を呼んでいます。実際の池の水に色はありませんが、上流にある白金温泉地区で湧き出しているアルミニウムを含んだ水が美瑛川の水と混ざることで、コロイド状(粒子が液体に分散した状態)になり、その粒子が太陽の光を反射して、波長が短く散乱されやすい青い光が目に届くため、青く見えるそうです。
二日目は旭川の旭山動物園に行ってきました。
この動物園の魅力は、動物たちの生き生きとした姿をすぐそばで見られることです。またこの動物園は「行動展示」といわれる方法で、動物たちの特徴的な能力や行動、感性を発揮できる環境作りがされており、動物たちの迫力が伝わってきます。
三日目は小樽の小樽運河クルーズで船からの景色を楽しみました。
小樽運河は日本でも大変珍しい「埋め立て式運河」です。内陸を掘って出来た一般的な運河と違い、海岸線を埋め立て、大正12年に完成した運河です。
小樽港が取り扱う荷量が多くなったため、沖合いで艀(はしけ)を使った荷揚げから艀が倉庫の近くまで直接行けるために建設した水路でしたが、戦後になると港に埠頭が整備されて運河は使命を終えました。その後、当時深刻化していた小樽市内の交通渋滞緩和を図るため、運河を埋め立てる計画でしたが、周辺の歴史的建造物を含めて保存に向けた市民活動が起こり、10年以上にわたる議論になりましたが、最終的に当時の北海道知事・横路孝弘が運河の幅の半分を埋立てて道路とし、残りはポケットパークの配置や散策路を整備する折衷案の支持を示し、1986年(昭和61年)に現在の小樽運河の形となりました。
また、この旅行はレンタカーを借りて各地を回ったのですが、どこまでも続く長い一直線の道を走っていると改めて北海道の雄大さを実感させられました。
来年もまた今回のような旅行ができるように社員一同頑張りたいと思います。